2026/09/09(水)
70代・80代でも脊柱管狭窄症の整体は受けられますか?川口市・さいたま市緑区の整体師が正直に答えます
カテゴリー:脊柱管狭窄症
「うちの親(80代)が脊柱管狭窄症なんですが、整体って受けさせても大丈夫ですか?」
こういう問い合わせ、けっこうかかってくるんですよ。本人じゃなくて、息子さんや娘さんから。
「高齢だから整体は危ないんじゃないか」。この不安、マジで理解できます。
結論から言います。70代・80代でも、脊柱管狭窄症の整体は受けられます。ただし「誰でもOK」ではなくて、状態によって対応が変わります。整形外科に12年勤務した立場から、正直に話します。
脊柱管狭窄症とは何か
脊柱管狭窄症は、背骨の中にある神経の通り道(脊柱管)が狭くなって、神経が圧迫される状態です。
加齢とともに骨や椎間板が変性して、じわじわ狭くなるのが一般的。50代以降に増えていって、70代・80代ではかなりの人が抱えている病気でもあります。
よく聞く症状が「少し歩いただけで足がしびれて、立ち止まって休むとラクになる」というパターン(間欠性跛行)。ほかにも「腰が痛い」「立っているとつらいが座るとラク」「お尻から足にかけてしびれる」などがあります。
症状の出方は人によって全然違う。「歩けるけど30分が限界」という人もいれば、「10分も歩けない」という人もいます。
高齢者の整体、家族が感じる不安について
「骨がもろくなっているから押されて骨折しないか」「年齢的に強い施術は危ないのでは」「整形外科の先生には整体のことを何も言われなかったが、いじって悪化しないか」、、、こういう声を患者さんのご家族からよく聞きます。
正直に言いますね。不安を持つのは当然です。70代・80代は骨密度が下がっていることもあるし、長年整形外科に通院している方も多い。施術者の技量次第では、高齢者への整体がリスクになることも実際あります。
でもそれは「高齢者だから危ない」ではなく、「施術の中身によって変わる」という話なんですよ。一緒にしてほしくないんですよね、整体の種類を。
どんな施術なら高齢者でも安全なのか
うちに来る70代・80代の患者さんがよく言うのが「バキバキ鳴らされるのが怖い」という言葉です。
整体にはいろんな種類があって、関節を強く動かして音を出すものもある。これは若い患者さんでも合わない方がいるし、骨密度が下がっている高齢者には向かないケースが多いです。
私がやっているのは、筋肉や筋膜の緊張をていねいにほぐして、神経への圧迫を少しずつ軽減していくアプローチです。強い力を使わないので、高齢の方でも安心して受けてもらえます。
先日来た80代の女性の話をします。「病院では様子みましょうと言われてずっとがまんしていた」とおっしゃっていました。娘さんが一緒に来院してくれた方です。数回の施術で「立ち仕事が少し楽になった」と言ってもらえた。「治った」ではないです。でも「少し楽になった」は事実で、それだけで生活がずいぶん変わります。
整形外科での勤務時代に感じていたのは、「高齢者だから」という理由で諦めさせてしまうケースが多すぎる、ということです。画像を見て「年相応の変形ですね」と言えば診断は終わるけど、その人の生活は終わらない。そこに整体師として向き合えると思っています。
整体に向かないケースも正直に言います
「整体に来てください」と言いたいのはやまやまですが、状態によっては施術よりも先にやることがあります。
骨粗しょう症が重度で圧迫骨折のリスクが高い場合。癌の骨転移が疑われる場合。馬尾症候群(膀胱や直腸の機能障害)が出ている場合。これらは整体の対応範囲を超えています。
初回に状態をていねいに聞いて、施術が難しいと判断したら正直にそう言います。他の医療機関に行った方がいい場合は、そのことも伝えます。「来てもらったのに申し訳ない」と思う必要はないです。そっちの方が大事じゃないですか。
「年だからしょうがない」は違います
東浦和の院には、さいたま市緑区をはじめ川口市・さいたま市全域から来院される方がいます。70代・80代の患者さんも少なくないんです。
多いのが「病院では手術を勧められたが、年齢的にリスクが心配で踏み切れない」という方。手術が必要かどうかの判断は私にはできません。でも「手術前に整体で状態を整えてみる」という選択肢は十分あります。
「年だからしょうがない」って諦めないでほしいんですよね。来院してみて、施術が難しい状態であれば正直にそう言います。でも「やってみる価値はある」というケースの方がずっと多いです。諦める前に一度相談しに来てください。
よくある質問
80代でも整体の施術を受けられますか?
受けられます。初回にていねいに状態をお聞きして、その方に合った施術内容に調整します。強い力は使わないので、安心してご相談ください。
骨粗しょう症があるのですが大丈夫ですか?
骨粗しょう症の程度によります。軽度〜中程度であれば、力を使わない施術で対応できます。重度の場合や圧迫骨折の既往がある方は、事前に医師への確認をお願いする場合があります。
本人が一人で来院することはできますか?
大丈夫です。初回は状態を詳しくお聞きする時間を取ります。ご家族も心配な場合は、一緒に来てもらっても問題ありません。むしろ状況が把握しやすくて助かります。
手術を勧められていますが、整体で改善できますか?
手術が必要かどうかの判断は私にはできません。ただ、手術前に整体でできることを試してみる、という選択をされる方も来院されています。状態を直接見て、正直に判断します。
何回通えばいいですか?
人によって異なります。まず3〜5回を目安に変化を確認しましょう。来院前に「最低10回は来ようと決めてきた」とおっしゃる患者さんもいて、こういう覚悟で来てもらえると正直ありがたいです。焦らず一緒に見ていきます。
東浦和駅前整体院|院長 中村新
さいたま市緑区東浦和で慢性腰痛・脊柱管狭窄症・ヘルニア専門の整体院を運営。柔道整復師・鍼師・きゅう師。整形外科12年勤務・リハビリ主任2年。治療・施術歴24年。
川口市・さいたま市全域から来院多数。











