2026/08/26(水)
脊柱管狭窄症なのに夜中に腰が痛くて眠れない人へ。整形外科に12年いた整体師が正直に話します【さいたま市緑区・東浦和】
カテゴリー:脊柱管狭窄症
うちに来る脊柱管狭窄症の患者さんがよく言うのが、「夜中に腰が痛くて目が覚める」って話なんですよ。
脊柱管狭窄症って「歩くと足がしびれる」「しばらく歩いたら立ち止まらないといけない」というイメージが強いじゃないですか。間欠性跛行、ってやつです。
でも夜、横になっているのに腰が痛い。寝返りを打つたびに腰に響く。ひどいときは朝まで眠れない、、、というケースがある。
「これって狭窄症と別の病気?」「がんとかじゃないよね?」って不安になる人も多いんですよね。
今日はこの「脊柱管狭窄症の夜間痛」について、整形外科に12年いた整体師として正直に話します。さいたま市緑区・東浦和で整体院をやっているナカムラです。
脊柱管狭窄症で夜に痛みが出るのはなぜか
脊柱管狭窄症の痛みは「動く」ことで出る、というイメージが強いですよね。歩くと痛い、立ち続けると痛い。座って休むと楽になる、という「間欠性跛行」が典型的です。
でも夜間痛も、脊柱管狭窄症の症状として出ることがある。理由は大きく2つあります。
1つめは、長時間同じ姿勢で筋肉が固まること。
横になって寝ているとき、体はほぼ動かない状態が続きます。狭窄症の人は腰まわりの筋肉が慢性的に緊張していることが多いんですが、長時間同じ姿勢が続くことでその緊張がさらに強くなる。で、夜中に「腰が重い」「じんじんする」という感覚で目が覚める。
2つめは、寝返りで痛みが走るケース。
脊柱管狭窄症の人は、神経の通り道(脊柱管)が狭くなっているため、姿勢の変化に神経が敏感になっていることがある。寝返りを打つ瞬間に腰から足にかけて痛みやしびれが走る、という人もいます。
どちらも「だから狭窄症がひどくなった」ということじゃないです。夜間は体を管理する意識がないぶん、気づきにくいだけです。
夜間痛が続く場合に確認してほしいこと
1点だけ先に言っておきます。夜間痛には、整形外科的には「危険なサイン」として注意が必要なケースがあります。
いわゆる「がんの骨転移」「感染性脊椎炎」などは夜間痛が特徴的に出ることがあって、整形外科ではまずそこを除外します。
ただ、これらは発熱・体重減少・強い倦怠感など他の症状が伴うことが多く、慢性的な狭窄症の夜間痛とは性質が違います。
「何年も前から狭窄症と言われていて、最近夜が痛くなってきた」という場合は、まず整形外科でMRIを撮って骨に問題がないことを確認してから来てください、とうちでは伝えています。マジで、そこだけは飛ばさないでほしいです。
「MRIで狭窄がひどい」と言われても痛みがない日がある、その理由
整形外科に12年いて、ずっと不思議だったんですよ。
MRIで明らかに脊柱管が狭くなっているのに、全然痛くない患者さんがいる。逆に、画像ではそこまで狭窄していないのに、強い症状が出ている人もいる。
これ、整形外科の世界では「画像所見と症状は一致しない」って言われています。変形や狭窄があっても、痛みに直結するかどうかは別の話なんですよ。
脊柱管狭窄症の夜間痛も同じで、「MRIでひどい狭窄がある=夜間痛が必ず出る」じゃないし、「狭窄が軽い=夜間痛は出ない」でもない。
その人の筋肉の緊張状態、血流、生活習慣、姿勢のクセ。そういうものが組み合わさって症状が出ています。
先日来た患者さんの話
先日、60代の女性が来院されました。「病院で脊柱管狭窄症と言われて3年。最近は夜中に腰が痛くて何度も目が覚める。日中は歩ければ歩けるんだけど、寝れないのがつらい」という方でした。
MRIも持参されていて、確かに狭窄はありました。でも日中の歩行はなんとかできている。夜間痛のほうがつらい、という状態です。
話を聞いていくと、毎日家事をこなしていて、腰まわりが常に固まっていた。夜に横になっても筋肉の緊張が抜けないまま寝ていた、ということが分かりました。
施術では腰まわりの筋肉の緊張を緩めることと、骨盤・股関節の動きを出すことを中心にやっています。「前よりは眠れるようになった」という声をもらっています。完全に痛みがゼロになるとは言えませんが、眠れない夜が続く状態は変わっています。
整体でできること、できないこと
ここは正直に言います。
狭窄そのもの(脊柱管の物理的な狭さ)は、整体では変えられません。骨の変形を元に戻すことも無理です。
整体でできるのは、狭窄以外の要素を改善することです。腰まわりの筋肉の緊張を緩める、骨盤や股関節の動きを出す、姿勢のクセを修正する、といったことです。
これが夜間痛の改善につながることがある。「つながることがある」というのが正直なところです。全員に効くとは言えないし、重症例では限界もあります。
「整体に行けば全部治ります」という院は疑った方がいいですよ。それは正直じゃない。うちは治るとは言わず、「今の状態を少しでも楽にするために何ができるか」を考えて施術しています。東浦和に近いさいたま市緑区・川口市からも来てくださる方が多いですが、みなさん同じ悩みを抱えています。
よくある質問
Q. 脊柱管狭窄症で夜間痛が出るのは、悪化しているということ?
必ずしもそうではないです。筋肉の過緊張が増している、生活習慣が変わったなどで夜間痛が出ることがあります。ただし発熱・急激な体重減少などがある場合は別の原因の可能性があるので整形外科に行ってください。
Q. 夜間痛がある場合、整体を受けても大丈夫?
脊柱管狭窄症の診断が確定していて、骨折や腫瘍などの除外が済んでいれば基本的に受けていただけます。初回の問診で詳しく状態を確認してから施術を決めています。
Q. 夜間痛を和らげるのに自分でできることはある?
横向きで寝て膝の間にクッションを挟むと、腰への負担が減る場合があります。ただ「絶対にこれが正解」という姿勢はなく、自分が楽な姿勢を探す方がいいです。
Q. さいたま市緑区や川口市からでも来院できますか?
はい、さいたま市緑区・川口市・さいたま市全域から来院される方が多いです。東浦和駅から徒歩でお越しいただけます。
Q. 脊柱管狭窄症の夜間痛は整体で何回くらいで変わる?
個人差が大きくて正直なところ「何回で必ず変わる」とは言えないです。ただ、初回の施術後に「その晩は少し眠れた」という方もいます。状態によってプランを相談しながら進めています。
東浦和駅前整体院|院長 中村新
さいたま市緑区東浦和で慢性腰痛・脊柱管狭窄症・ヘルニア専門の整体院を運営。
川口市・さいたま市全域から来院多数。
柔道整復師・鍼師・きゅう師/整形外科12年勤務・リハビリ主任2年/治療・施術歴24年











