2026/08/07(金)
椎間板ヘルニアで座っていると痛みが強くなる人へ|さいたま市緑区の整体師がその理由を話します
カテゴリー:ヘルニア
うちに来る人がよく言うのが、「デスクワーク中がいちばん辛い」って話です。
歩いてるときは大丈夫なのに、座ると足がジーンとしびれてくる。30分もするとお尻から太ももにかけて重だるくなってくる。映画館や長距離バスは地獄で、、、
「椎間板ヘルニアがあるんだから、動かさずに座って安静にしてたらいいんじゃないの?」と思われがちなんですが、これが完全に逆なわけです。
さいたま市緑区の東浦和駅前整体院の院長、中村です。今日は「なぜ座ると悪化するのか」を整体師の視点から正直に話します。
椎間板への圧力は「立つより座る方が高い」
まずここを知っておいてほしいんですが、腰椎(腰の骨)にかかる椎間板内圧は、姿勢によってかなり違います。
スウェーデンの整形外科医ナッケムソンの研究では、立っている状態を100とすると、まっすぐ座っている状態は約140、前かがみで座ると約190になるとされています。要するに「座る方が立つより腰への負担が大きい」。
ヘルニアがある人が長時間座って仕事してると、飛び出した椎間板が神経を圧迫しやすい状態が続くわけですよね。マジで、長時間座り続けることが症状を悪化させてる張本人になってることがある。
「座ると悪化」する人に多い3つのパターン
うちに来るヘルニア持ちの方を見てると、座って悪化するパターンはだいたい3つに分かれます。
30〜60分で足のしびれが出るタイプ
これ、L4-L5かL5-S1あたりの神経根が圧迫されてることが多い。座位で椎間板内圧が増すと、歩いてるときは出なかったしびれが出てくる。「会議室でずっと座ってると足が死ぬ」って表現する人もいますw
前かがみになると即座に痛くなるタイプ
パソコン作業でちょっと前傾姿勢になると、腰から脚にかけてピキッとくる。後方に飛び出したヘルニアが前傾で余計に神経に当たるパターンです。デスクワーカーに多い。
座ったまま立とうとすると激痛が走るタイプ
立ち上がり時に「ウッ」ってなる人。椎間板の問題だけじゃなくて、長時間座って固まった多裂筋(腰の奥の筋肉)が引き攣れてる可能性もある。椎間板と筋肉、両方の問題が絡み合ってるケースです。
整形外科で「安静に」と言われた後で悪化する理由
正直に言います。
整形外科での「安静に」という指示、これが曲者のことがあるんですよね。
「動かしたら余計に悪化する」と思って、仕事もなるべく座ったまま、移動も最小限、、、ってやってると、腰周りの筋肉がどんどん弱くなって椎間板への負担が増える。「安静にしてるのに悪くなってる気がする」という人が来院されることが多いです。
私は整形外科のリハビリ室で12年働いて、主任も2年やらせてもらったんですが、ヘルニアで安静にしすぎた結果、腰の安定性がガタ落ちして余計に長引くケースを山ほど見てきました。
安静が必要なのは、急性期(発症直後で炎症が強い時期)だけです。それを過ぎたら、適切な運動と姿勢の修正が必要になってくる。「安静にしながら座って仕事してる」状態が一番良くないパターンです。
整体でできること、できないこと
まず「できないこと」から言います。飛び出した椎間板を物理的に元に戻すことは整体ではできません。これははっきり言います。
じゃあ整体で何ができるかというと。
椎間板への圧力を減らす体の使い方を作ること
座ると悪化するのは、腰椎の柔軟性が落ちて骨盤が後傾(後ろに倒れる)した状態で座ってることでも起きます。骨盤の位置と腰椎の動きを整えると、同じ「座る」という動作でも神経への圧迫が変わってくる。
神経を圧迫している筋肉の緊張を取ること
ヘルニアによる神経症状は、椎間板そのものだけでなく、周囲の筋肉(梨状筋・腸腰筋・多裂筋など)が過緊張して神経を締め付けている影響も大きい。
先日来た40代のデスクワーカーの方、MRIでL4-L5のヘルニアが確認されていたんですが、梨状筋の緊張が強くて坐骨神経への圧迫が重なっていました。そこを丁寧に解いたら、座っているときのしびれが来院前の半分くらいになったと話してくれた。
ただ、これは時間がかかります。1回で劇的に変わることは稀です。
今日からできること
病院や整体に行く前でも、今日からできることをお伝えします。
座り方を変える
椅子に浅く腰掛けて、骨盤を立てる意識を持つ。背もたれに寄りかかりすぎると腰が丸まってヘルニアへの圧が増します。クッションやランバーサポートで腰の自然なカーブを保つのも効果的です。
30分ごとに立って動く
座りっぱなしが一番良くない。30分に一度立ち上がって、少し歩くか軽く体を伸ばす。リモートワークの人ほどこれをやれてない。タイマーをセットして強制的に立つ習慣を作ってほしい。
腰を大きく反らすストレッチは要注意
後方にヘルニアが飛び出してる人が腰を大きく反らすと、神経への圧迫が増えることがある。自己流のヨガや体操で悪化するパターンがわりとある。「腰が硬いから伸ばそう」と思ってやった動きが逆効果になってることがあるので、自己判断でのストレッチはほどほどに。
よくある質問
Q. 椎間板ヘルニアで座ると必ずしびれが出るのですか?
A. 必ずではないです。ヘルニアがあっても無症状の人もいるし、症状の出方は人によってかなり違います。座位で悪化する場合は、ヘルニアの飛び出している方向、神経との位置関係、周囲の筋肉の状態など複数の要因が絡んでいます。
Q. 座ると痛いのに、仕事でずっと座らないといけません。どうすれば?
A. 完全に避けるのは難しいと思いますが、まず「座り方」を変えること、30分に一度立つこと、この2つだけでも変わる人は多いです。職場の椅子にランバーサポート(腰当て)を入れることも有効な場合があります。
Q. 整形外科で「安静に」と言われました。整体に行ってもいい?
A. 急性期(発症してすぐで強い痛みがある時期)は整体はやめておいた方がいいです。炎症が落ち着いてきたら、整体で体の使い方を整えることが回復の助けになることがあります。「いつ整体に行けるか」が判断しづらければ、一度相談だけでも来てください。
Q. さいたま市緑区・東浦和近くで椎間板ヘルニアを診てもらえる整体院はありますか?
A. 東浦和駅前整体院では、整形外科での勤務経験(12年)を持つ院長が担当しています。MRIや画像診断の見方を踏まえた上で施術方針を立てています。川口市・浦和・大宮方面からも来院されています。
Q. 手術を勧められているけど整体に来てもいい?
A. 問題ないです。手術を勧められた段階で迷っている方は多く来院されます。整体で状態の改善が見込めるかどうか、正直にお伝えします。整体では対応が難しいと判断したケースは、そう伝えます。
最後に一つだけ
椎間板ヘルニアで座ると悪化する人は、「安静にして座ってろ」じゃなくて「座る姿勢と時間を変える」方向で考えた方がいい。
マジで長期化している人の多くは、悪化している状況に慣れて「仕方ない」で流してしまってる。整形外科でもどこの整体に行っても良くならなかった人が、さいたま市緑区・川口市から東浦和まで来る理由がそこにあります。
一度、どういう状態なのかだけでも話を聞かせてください。
東浦和駅前整体院|院長 中村新
さいたま市緑区東浦和で慢性腰痛・脊柱管狭窄症・ヘルニア専門の整体院を運営。
川口市・さいたま市全域から来院多数。











