うちに来る人の半分以上は、「仕事が座りっぱなしだから腰が痛い」と言って来る。
でも、これ、半分正解で半分はずれなんですよ。
座ること自体が腰痛の直接の原因じゃないんです。問題は「座り方で何が起きているか」と「そのあとの筋肉の状態」にある。
ここを間違えたまま対策を続けると、何年たっても変わらない、、、というのが在宅勤務が増えてから急に多くなった相談のパターンなんですよね。
デスクワーク腰痛とは
デスクワーク中に生じる腰痛は、長時間同じ姿勢で座り続けることで腰まわりの筋肉が硬直し、骨盤の傾きが固定化することで起こる。
単なる「疲れ」や「使いすぎ」ではなく、筋肉の硬さと姿勢の崩れが複合的に絡み合っている状態だ。だから湿布を貼ったり、一時的に休んだりしても根本が変わらず、繰り返す。
整体 さいたま市緑区・東浦和の当院でも、在宅勤務に切り替わってから腰痛が悪化したという方の来院が目立って増えている。
なぜ座り続けると腰が痛くなるのか(結論ファースト)
結論から言う。
デスクワーク腰痛の本当の原因は「腸腰筋の過緊張」と「大臀筋の不活化」と「骨盤後傾の固定」の3つがセットで起きている状態だ。
1. 腸腰筋が縮んで固まる
腸腰筋は背骨と太ももをつなぐ筋肉で、座るとずっと縮んだ状態になる。これが硬くなると、立ち上がったときに腰が過度に反って負担がかかる。「立ち上がった瞬間に腰が痛い」という人は、ほぼここが固まっている。
2. 大臀筋が使われなくなる
お尻の筋肉(大臀筋)は座っているとほぼ使われない。使われない筋肉はどんどん弱くなる。腰を支えるはずの筋肉がサボり始めると、腰だけで上半身の重さを支えることになる。腰への集中負荷が慢性腰痛につながるわけ。
3. 骨盤が後ろに傾いて固まる
デスクワーク中の座り方は、骨盤が後ろに傾きやすい。この状態が長く続くと、腰椎の自然なカーブ(前弯)が失われる。カーブが崩れると腰への負担が増して、椎間板にも余計なストレスがかかる。
この3つが積み重なって「慢性腰痛」が出来上がっていく。
「座るのが原因」と思って対策しているけど変わらない理由
こういう話をすると、「じゃあ1時間に1回立つようにします」「ストレッチをやります」という返事が多い。
それ、やってるのにも関わらず変わらないという人が多い。マジで、なぜかというと対策の方向がずれているから。
腰のストレッチや体の向きを変えるだけでは、腸腰筋と大臀筋に直接アプローチできていないことがほとんど。表面の筋肉を伸ばしても、深部の腸腰筋が固まったまま、お尻の筋肉が使えないままでは、一時的に楽になっても同じ状態に戻る。
そもそも腰痛の原因が腰にない場合も多いんですよ。腰ばかり気にして、股関節まわりや骨盤のゆがみを放置していると、いつまでたっても変わらない。
うちに来た40代フルリモート営業職の話
先日、40代の男性が来た。IT系の営業職でコロナ以降フルリモート。
「在宅になってから腰痛がひどくなった。病院でブロック注射を3回打ったが変わらなかった。ストレッチも毎日続けているのに楽にならない」という状態で来た。
体を診てみると、腸腰筋がカチカチ、大臀筋がほぼ機能していない状態だった。
「ストレッチはどこをやってますか?」と聞いたら「腰のひねりと前屈」と言っていた。
これ、腰の筋肉へのアプローチはできているんだけど、腸腰筋と大臀筋へのアプローチが完全に抜けている。腰じゃなくて股関節まわりの筋肉から戻していくことに集中したところ、3回目の来院あたりから痛みの出方が変わってきた。
「今まで何をやっても変わらなかったのに」という言葉が印象的だった。
整体で何をするのか
東浦和駅前整体院でデスクワーク腰痛に対してやることは大きく3つ。
①腸腰筋と股関節まわりのリリース
硬くなった腸腰筋と股関節周囲の筋肉を手技で緩める。ここの硬さが取れるだけで、腰への負担のかかり方がかなり変わる。多くの方が「腰を触っていないのに腰が楽になった」と言う。
②骨盤の傾きを整える
後ろに傾いて固まった骨盤を正しい位置に戻す。骨盤が安定すると、腰椎への圧力が分散されて負担が減る。姿勢も変わって、座っている時間が長くても以前ほど崩れにくくなっていく。
③弱くなった筋肉へのアプローチ
使われなくなったお尻まわりの筋肉を再び機能させるためのアプローチを行う。筋肉が正しく使えるようになると、腰だけに集中していた負担が分散される。
整体 さいたま市・川口市・東浦和エリアからの来院者で、デスクワーク腰痛を抱えている方の多くは、腸腰筋と骨盤まわりへのアプローチから始めることで変化を感じるケースが多い。
よくある質問(FAQ)
- Q. デスクワーク腰痛は自分でも改善できますか?
- 日常的なセルフケアが補助的に効果がある場合もある。ただ、筋肉のパターンが長年かけて固まっている場合は、手技で緩めることから始めた方が効率がいい。「やってるけど変わらない」という状態が続いているなら、一度整体で状態を診てもらうのが早い。
- Q. ストレッチをしているのに変わらないのはなぜですか?
- 腰のストレッチだけでは腸腰筋や大臀筋に十分アプローチできていないことが多い。腰を直接伸ばす前に、まず股関節まわりの硬さを取ることが先。腰痛の原因が腰以外にある場合も多いので、アプローチの方向が合っていないと変わらないんですよ。
- Q. 在宅勤務になってから腰痛になりましたが、整体で診てもらえますか?
- 在宅勤務で増えたデスクワーク腰痛への対応を行っています。さいたま市緑区・川口市・東浦和エリアからも多く来院いただいています。まずは体の状態を確認してから、何が起きているかをお伝えします。
- Q. 湿布を貼っているのに効果が続かない理由は?
- 湿布は一時的な痛みの緩和には役立つが、筋肉の硬さや骨盤の傾き自体には作用しない。根本の状態が変わっていないから、湿布を外すとまた痛みが戻る。繰り返すなら、根本の原因から対処する必要がある。
- Q. 週に何回通えばいいですか?
- 状態によるが、最初の1ヶ月は週1〜2回のペースで来てもらうことが多い。筋肉の状態が落ち着いてきたら来院の間隔を空けていける。「整体に通い続けないと維持できない」という状態にしないことを目標にしている。
まとめ
デスクワーク腰痛は、座ること自体が問題じゃなくて、「腸腰筋が固まる」「大臀筋が使われなくなる」「骨盤が後傾して固まる」という3つのパターンが積み重なって起きている。
ストレッチや体操で一時的に楽になっても繰り返す場合は、このパターンに対してアプローチできていない可能性が高い。
「何年も腰痛が続いている」「在宅になってから悪化した」「ストレッチしても変わらない」という方は、一度整体で体の状態を診てもらうのがいいと思う。東浦和駅前整体院では整体 さいたま市緑区・川口市・東浦和エリアの腰痛でお悩みの方の来院に対応しています。
東浦和駅前整体院|院長 中村新
さいたま市緑区東浦和で慢性腰痛・脊柱管狭窄症・ヘルニア専門の整体院を運営。
川口市・さいたま市全域から来院多数。











